株式会社ノムラアークス(乃村工藝社グループ)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) の会場内におけるサイン工事の製作・施工を担当いたしました。
万博は、各国が自国の成果や文化を発信し、地球規模の課題解決に向けた取り組みや最新技術を 共有する、数年に一度の国際的祭典です。
世界各国から訪れる来場者が、会場内で迷うことなく 目的地に到達できるよう、情報の取捨選択と視認性の確保を徹底。多様な言語や文化的背景を持 つ方々にも直感的に伝わるサインを目指し、デザインから設置まで、細部にわたり配慮しながら 計画を進めました。
本博覧会には158の国と地域、7つの国際機関が参加しています。当社は会場内における95箇所 の自立サイン、大屋根リング下に設置した1,136枚の案内・誘導サインの製作を担当いたしまし た。
会場のランドスケープや各施設とのデザイン調整を綿密に行い、設置位置(プロット)の確 定作業を入念に進めました。
さらに、世界情勢の影響により出展計画の変更や施設配置の入れ替 えが発生。協議の都度、サイン表示の更新・再計画が必要となりましたが、迅速かつ確実な対応 により、当初の工程を厳守し予定通りの完工を実現いたしました。こうした経験は、当社にとっ てもプロジェクト遂行能力を高める大きな財産となっています。
私たちが目指したのは、訪れる全ての人々が迷わず移動できる「導きのサイン」です。視認性、 導線計画、耐候性やメンテナンス性までを含めた総合的な検証を行い、“空間との調和”を重視し ました。
サインは単なる案内表示ではなく、空間価値を引き立てる存在として、景観や施設の魅 力と調和するデザインを採用しています。
会場は東西2カ所の入場ゲートから、日本最大級の木 造建築「大屋根リング」を中心に広がる広大な構造です。システム的なサイン配置を実現し、情 報は必要不可欠な要素に絞り込み、文字やピクトグラムは直感的に理解できるように工夫。
サイ ンに沿って進むだけで、自然と目的地に到着できる“迷わない空間”を構築しています。
私たちが手がける「トータルサインソリューション」は、人々に情報を伝え、行動を助け、喚起 し、都市に彩りをつくります。 多彩なデザイナーが生み出す高いクリエイティブ力と、複雑で特殊な施を具現化するエンジニ アリング力、その高い技術と品質で、サイン業界をリードしてまいりました。
“お客様の願いをカタチに変える” 3つの力(設計力×計画力×管理力)で課題を解決します。 空間の特性を深く読み取り、視認性・導線・デザイン性に優れた「空間と調和するサイン」を追 求し、他社にはない解決策(サインプランニング)と+αの価値を提供し、唯一無二のオンリー ワンのサイン集団を目指します。
プロジェクト名:「2025年日本国際博覧会」サインプロジェクト
所在地:大阪市此花区夢洲
事業者・撮影協力:公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会
全体計画監理:株式会社日建設計
基本設計・実施設計:株式会社日建設計・株式会社GK設計
施設整備事業 / サイン工事 製作・施工業務:株式会社ノムラアークス
竣工:2025年4月13日
協力:2025年日本国際博覧会協会
サイン工事統括責任者 渡辺 法修
グラフィック構成責任者 / 担当者 永山 隆久 / 成田 陽介
営業 植田 純人
施⼯監理技術 / 担当者 木村 篤司、佐野 雅一