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鉄建建設株式会社
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技術力と人間力への厚い信頼。
アークスは、なくてはならないパートナー。
鉄建建設株式会社とアークスとのお付き合いは2007年に始まり、それ以後も毎年大型プロジェクトをご依頼いただいています。鉄建建設株式会社の小川章様に、アークスをパートナーとして選び続けている理由を、技術面と人財面の両面から伺いました。
※掲載写真は鉄建建設株式会社様と2018年に取り組んだ『アトレ恵比寿階層工事プロジェクト』のものです。
- 竣工年
- 所在地
- 担当業務
クライアントインタビュー
鉄建建設株式会社東京鉄道支店 建設部 部長※
小川 章様
※2022年インタビュー当時の役職になります
大規模かつ短納期の不安を消し去った対応力
―アークスに仕事を依頼された経緯と、印象をお教えください。
アークスと組んだ最初のプロジェクトは、2007年に竣工したJR立川駅の商業施設『ecute立川』です。
『ecute立川』は、1万㎡を超えるフロアを通常の駅ビル工事の半分程度の2カ月強で完成させなくてはならない異例の短工期のプロジェクトでした。
そんな厳しい条件に頭を悩ませているときに、社内メンバーから商業施設の制作・施工に長けている会社、アークスがあると紹介され、声をかけました。アークスが商業施設に長けているとはいえ、私にとっては初めて仕事をする会社ですし、これだけ大規模かつ短工期のプロジェクトを任せて大丈夫か?と内心不安を感じていました。
しかし、いざ工事が始まると、アークスの仕事は驚くほど頼もしいものでした。
現場推進を担当したアークス社員は、決定している開業日から逆算して工程を導き出し、それに対応して現場推進力体制を強固にしてくれました。最初は3人だった担当者が、すぐさま10人に増えたときにびっくりしましたね。アークス社員が、お客さま、協力社などと意志疎通を図り、適宜打ち合わせを行い、指示し、課題を一つひとつ着実にクリアしていく。後で知った話ですが、私の知らないところでも協力社さんに的確な指示を出してくれていたようです。アークスの行動の速さと対応力、技術力の高さは真似できるものではありません。他社が同じ人数、同じ協力社を集めたとしても、短期間でまとめることができず結果が違っていたと思います。
できないと言わずに、できる方法を提案
―設計要求への理解力と提案力をどのように評価されていますか。
アークスのすごさは、開業に間に合わせるだけではなく、品質にもこだわることです。
例えばこんなことがありました。設計図書が約100ページあって、そのうちの1ページの半分にも満たないスペースに細かな要求事項が記載してあっても本質を見落とさず、その情報を理解し、正確かつ詳細に金物図や施工図を書き上げるので、現場での再現力が飛躍的に上がりました。空間の中でどこが見せ場なのかを理解して、どこに力を注ぐべきかをわかっているから、限られた工期の中で設計者も納得する仕上がりで納めることができるのです。
私は、アークスの担当者から「できません」という言葉を聞いたことがありません。いつも「こういう方法ならできるので、このように変えさせてほしい」「ここは改修せずに、既存のもの活かしてこうしたらどうですか」と代替案を提案してくれるのがアークスです。
駅ビルの施工は制約が多くありますし、いろいろな会社のいろいろな担当部署があり調整事項も数えきれないほどあります。ひとつ間違うと駅のシステムの誤作動につながるだけでなく、最悪の場合は電車を止めることになってしまい、営業補償どころじゃすまなくなります。駅ビルの現場推進は本当に難しく、アークスのように商業施設に対する経験値がなければできないことです。
そのため、私たち鉄建建設は、アークスの協力を必要としています。求めるハードルがどんどん上がっていくので、アークス社員はたいへんだと思いますが、それだけ私たちがアークスに期待しているということです。
代行力、任せられる安心感がある
―なくてはならないパートナーであり続けるために必要なことは何でしょうか。
私たち鉄建社員に匹敵する現場推進力、代行力です。私が定例会議に出席できないときに「アークス社員がいるから大丈夫だよ」とメンバーから言われたことがあります。「元請社員の私が不在でも大丈夫なの?」と思ったのですが、それほど発注側から信頼されている証です。実際の業務においても鉄建建設の安全基準や現場ルール、図面作成における要点を理解してもらっているので安心して任せることができます。私たち鉄建建設と阿吽の呼吸でプロジェクトを進め、課題を解決していくことができるのはアークスの他にありません。
これからも鉄建建設のなくてはならないパートナーとして、ビジネスの拡大に力を貸してもらいたいと考えています。