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Brillia Tower 聖蹟桜ヶ丘 BLOOMING REGIDENCE
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- 社員インタビュー
提案型の制作管理で課題を克服し、
難度の高いデザインを形にした。
聖蹟桜ヶ丘駅近くに立つ超高層マンションの共用部（1階〜3階・R階）の制作管理を担当しました。仕様書から読み取れる情報だけに留まらず、更に一歩踏み込んだ提案をして、デザインを具現化する。それがアークスの制作管理の特長であり強みです。
- 竣工年
- 2022年9月
- 所在地
- 東京都
- 担当業務
- 設計・制作
取り組むべき課題
“提案型の制作管理”を関係会社と実行していく。
設計施工会社、デザイン会社、販売会社、異なる3社とともに計画を具現化するには、高いレベルの調整能力やコミュニケーション能力が求められます。また、“とにかくいいものをつくる”という想いは同じでも、設計施工、デザイン、販売、それぞれの立場で優先することが異なります。それらをクリアするために“提案型の制作管理”の力を発揮していく必要がありました。
実行した解決策
営業とデザイナーのタッグで、
デザインとコストの最善の着地点を見つけだした。
共用部は建物の顔になるもの。不格好なものは絶対に許されない。予算と時間をかければ何でもできますが、現実はそうではありません。アークスは、与えられた条件を機械的にこなすのではなく、時にお客様の代理として各社と打ち合わせ、品質的にも金額的にも満足できるものを提案します。
このプロジェクトにおけるアークスの役割は共用部の内装の制作管理。複雑な工程と高難度のデザインを具現化する上では、緻密な打ち合わせが鍵をにぎると考え、社内のデザイナーもチームに加えた営業とデザイナーのタッグで取り組みました。そして、デザイナーを絡めたことで、細かなディテールの決定が円滑になりました。
例えば、オートロックを解除する集合玄関機は、「BLOOMING RESIDENCE」を象徴する花をモチーフにしたオリジナルデザインですが、金物の押出成形で細かな花びらの形状を再現するのが困難でした。図面を読み解き、実物大のモックアップを何度もつくり、デザイン会社の担当者に実際に触れていただきながら検証を重ね、イメージどおりの花びら形状を再現しました。また、子どもから大人までが使いやすい高さを割り出してサイズを提案したり、安全性や耐久性、メンテナンス性なども徹底的に検証した上で素材や色味、艶感を決定しました。
他にも、エントランスのシャンデリアを吊るパイプを1つとってもディテールの検証にこだわりました。デザイン性を損なわずに、十分な安全強度を発揮させるために、パイプの太さや本数をシミュレーションして実物サンプルと比較検証していきました。
こうして、デザイン面、安全面、メンテナンス面、そしてコスト面の全ての面で全社が納得する共用部が生まれました。そして、次のプロジェクトもお願いしたい、という高い評価をいただくことができました。
